令和6年度デュアル実習成果発表会
2025年2月26日 11時54分2月18日(火)、本校第一体育館において「デュアル実習成果発表会」が行われました。1,2学年生徒及び3学年デュアルコース選択者、教員、デュアル参加企業さんが参加しました。
デュアルとは、「学校教育と並行して企業等での体験的な教育を行うことにより、地域社会を担う未来人材を育成するシステム」です。つまり、学校と企業等が連携し生徒を育てる教育制度になります。詳しくは【デュアルについて】の項目をご覧ください。
今回の発表会は、「デュアル実習」において、発表の場を設けることで、発表能力の向上を図るとともに、一年間の実習を通して考えた社会人として働くことの意義について、考えをさらに深めさせることを目的としています。
令和6年度は、26の企業・団体とのご協力のもとデュアル実習を進めてまいりました。校長先生のお話のあと、2年生のデュアル実習Ⅰ選択生徒の発表から始まりました。それぞれ、2か所で実習を行いました。
2学年8名の生徒が、5分程度ずつ発表を行いました。
「あいさつの意義」「コミュニケーションをとることの大切さ」「相手の気持ちに寄り添うこと」「年齢に合わせた接し方」「指示されたことに責任をもって取り組むこと」などを知ることができました。
また、大変なこともそれぞれありましたが、仕事に対するやりがいや嬉しかったことなども知ることができ、大変有意義な実習になりました。
続いて、2年間の実習を終えた3年生による発表が行われました。3年生は一年間を通じて1社、2年間を通じて合計3社での実習を行いました。
卒業目前、それぞれの新たな道を前にした3年生が、デュアル実習を通して社会についてどのようなことを学び、感じ取ったのか。リレー形式による発表で行いました。
3年生は、2年時の実習を振りかえり3年時の目標を立て、成果としてどのように向上・改善したか、また社会人になりどう生かせるかについての発表でした。
3年生の発表からは「コミュニケーション力」「報告・連絡・相談」「あいさつ」のことについて話をする生徒が多かったです。これらのことは普段の生活でも大切なことです。社会の一員として大切なことを色々気づくことができ、学ぶことができた実習になりました。
ご協力いただいた企業様には、温かく見守りお教えいただき大変感謝しております。働くことの大変さ、人とのかかわり方や必要性を感じることができました。ありがとうございました。