11月19日(木)5校時、2年生を対象にキャリア探索プログラムが行われました。
インターンシップを終え、進路を真剣に考えなければいけない時期になったことを踏まえ、ハローワークの方を講師にお招きして就職に関わる様々な内容をお話ししていただきました。就職試験までの流れ、企業が求める人材、その人材になるために今しなければならないこと等、スライドを使って順序だててわかりやすく説明していただきました。
実際に挨拶の実践練習もしました。
挨拶、整理整頓、基本的な生活習慣と口で言うのは簡単ですが、普通に実行することがなかなか難しい生徒もいるように思います。これらのことは来年社会にでるために大切な資質となります。まずは先生方に敬語を使って挨拶をすることから始めてみましょう。
11月12日(木)の5・6校時に地震と津波を想定した防災教育を行いました。
5校時に避難経路や災害発生時の行動について確認した後、地震(津波の心配なしとの想定)による校庭への避難、その後、津波警報発令による校舎最上階への避難訓練を行いました。校舎内は落ち着いて走らず避難し、校舎外では走って避難しました。ほとんどの生徒がスムーズに整列でき、人員点呼も迅速に行うことができました。
6校時は防災士による防災講話が行われました。東日本大震災時の久之浜町の状況をスライドで見て、当時の生々しい様子を知ることができました。かけがえのない命の大切さについて改めて教えていただき、普段からしっかりとした防災意識をもって生活することが必要だと学びました。具体的には、ハザードマップの確認と登下校時や自宅での避難経路を確認してほしいと話がありました。生徒にはすぐに実践してほしいと思います。
災害はいつ起きるかわかりません。想定外の時に正しい行動を取れるかが生死を分けることもあり得ます。今回の訓練と講話を忘れないようにしましょう。
11月10日(火)、11日(水)の2日間、2学年の生徒全員を対象にインターンシップが行われました。
この日を迎えるまで数回の事前指導の中で、生徒はビジネスマナーを学んだり、実際に企業への電話連絡を体験したり、インターンシップの準備をしてきました。いわき市内の自分が希望する職種の企業(美容、医療・介護、保育、製造、サービス、建設等)を訪問し、学校生活では体験できない貴重な就業体験を積むことができました。
自分の興味がある職種ということで、各企業で生き生きと作業している姿が印象的でした。初日は「疲れた」という感想が多かったですが、2日目は「慣れてきて楽しかった」という感想が多かったです。実際に体験することで、自分の能力や適性に気づくこともできたと思います。今回のインターンシップをこれからの進路選択に生かしてほしいとともに、授業中も今回のような生き生きとした表情を見せてくれると嬉しいです。頑張りましょう!
11月2日(月)四葉祭終了後、芸術鑑賞会が行われました。今年度は長谷川ファミリーをお招きしての「ほのぼのコンサート」となりました。
バイオリンやチェロ、ハープ等の弦楽器にピアノとドラムを加えた演奏で、生徒は普段聞く機会が少ない生の優雅な音楽に聞きほれました。
バレリーナの方も来校してくださり、途中にバレエ体験コーナーが設けられました。基礎的なバレエの振り付けを教えてもらい、生徒はバレエを楽しんでいました。
他にも童謡のクイズコーナーがあったり、人気アニメ「鬼滅の刃」のテーマソングの演奏があったり、生徒を飽きさせない素敵な構成になっていました。
サプライズコーナーでは数学の石澤先生がボーカルとして"Time to say good-bye"を歌ってくれました。イタリア語での歌唱は初めてだったようですが、その上手さに生徒は歓声を上げていました。
優しく温かい演奏会となり、生徒は豊かな情操を育むことができました。長谷川ファミリーの皆さん、ありがとうございました。
11月2日(月)は四葉祭の2日目でした。土日に集まって練習したクラスもあったようで、2日目に向けての意気込みが感じられました。
①2日目のオープニングセレモニーでは、生徒会の劇と保健委員会のコロナ対策注意が行われました。
②ダンスバトルでは、各クラス2グループに分かれてダンスを披露しました。
1-1
不協和音 惑星ループ+ハロウィン
1-2
ソーラン節 惑星ループ
2-1
パプリカ Make you happy
2-2(準優勝)
AGEHA He Mele No Lilo
3-1(優勝)
Make you happy ハッピーウェディング前ソング
3-2(第3位)
アスノヨゾラ 今日から俺は
③有志ステージ発表では図書委員会や保健委員会の発表、ラップやバンドなど様々なジャンルの発表が行われました。
④表彰式・クロージングセレモニーでは、各企画の表彰、審査委員長である教頭先生からの講評、生徒会の劇で幕を閉じました。
企画を決めたり練習したりする段階では意見の食い違いなどがありましたが、それらを乗り越えて本番のパフォーマンスを頑張り、クラスの絆が深まったはずです。相手を尊重する心も育まれ、生徒は大きく成長してくれました。充実感や達成感にあふれた四葉祭になったことをとても嬉しく思います。生徒会役員、文化祭実行委員の皆さん、お疲れ様でした。
10月30日(金)校内文化祭である四葉祭が行われました。準備期間が2日間という短い中で、各クラスで協力しながら練習する姿が見られました。リハーサルを重ねていくうちに徐々にパフォーマンスが向上し、この日の本番を迎えました。
①オープニングセレモニーは、生徒会の劇に始まり、校長、四葉戦隊ブルーに扮した生徒会長、女装した文化祭実行委員長の順にあいさつをしました。
また、コロナ対策を万全にするために、保健委員から注意事項が説明されました。
②女装男装コンテストでは、男子が女装、女子が男装して様々なパフォーマンスを繰り広げました。
1-1(第3位) 1-2(第3位) 2-1
2-2 3-1(優勝) 3-2(準優勝)
③歌うま選手権では、各クラスの代表が美声を届けてくれました。
1-1 1-2 2-1(第3位)
世界は恋に落ちている RPG マリーゴールド
2-2(準優勝) 3-1 3-2(優勝)
薔薇色の人生 かくれんぼ 白日
④有志ステージ発表では、ダンスや歌など各団体で趣向を凝らした発表がなされました。先生方を交えた楽しいパフォーマンスもありました。
各団体が練習の成果を生かして、ベストパフォーマンスを披露できた四葉祭の1日目でした。
10月28日(水)、平商業高校で行われた「ふくしま創生サミット」に本校2年の白石海里君が参加しました。
この日に向けて、いわき地区の各校の代表者が地域の課題について調べ学習を行い、レポートにまとめました。最初にグループ毎にその成果を発表しました。
次に各地区の課題解決策と解決後の地域像について話し合い、ホワイトボードにまとめました。距離が近くなりそうなときはフェイスガードをつけ、新型コロナウィルス対策を怠りませんでした。
最後に全体で発表を行い、各地域の意見を共有しました。白石君は他校生に臆することなく、堂々と発表することができました。
高校生の考え方は柔軟で様々な意見が出されました。その中で、白石君も大いに刺激を受けたようです。いわきの町をより良くしていくために今後も頑張ってほしいと思います。
学年行事
10月22日(木)5、6校時に第一体育館において「未来の福島県知事選挙」が行われました。今年度も、富岡支援学校中学部および高等部の生徒も一緒に参加しました。
まず、いわき地方振興局企画商工部、いわき市選挙管理委員会事務局の方から選挙の概要についての説明があり、その後は候補者が3名であると仮定した模擬選挙の政見放送を視聴しました。
政見放送の視聴後、本校生徒および富岡支援学校高等部の生徒が実際の投票所が再現されたスペースで投票を行いました。また、本校の一部生徒は実際の投票所で職員が行っている仕事を体験しました。
投票終了後は、なかなか見ることができない開票作業について、体験、見学を行いました。3密防止のため、開票作業の光景をビデオカメラで撮影し、その映像をスクリーンに投影して開票作業を見学しました。
先日の9月13日、いわき市議会議員選挙が行われ、本校3年生の中にも選挙権を持ち、投票所で投票した生徒もいました。
現2年生も来年の誕生日を迎えれば選挙権が与えられます。実際に選挙が実施されるときには、決して他人事とは思わず、責任をもって一票を投じてほしいと思います。
部活動
10月2日~4日にかけて岩手県北上市において東北高等学校新人体育大会陸上競技大会が行われました。
福島県の代表として、本校からは2年佐藤光希さん(四倉中出身)と1年渡部利哉君(久之浜中出身)の2名の選手が出場しました。
東北大会の結果としては、佐藤光希さんが女子ハンマー投げで総合21位、渡部利哉君が男子やり投げで総合17位という成績でした。東北大会を終えて、選手本人からの大会に出場した感想をもらいました。
佐藤光希さん:「初めて東北大会に出場し、良い結果ではありませんでしたが、女子ハンマー投げ高校日本記録樹立の瞬間を間近で見れて、良い経験になったなと思いました。」
渡部利哉君:「今回初めての東北大会に出場して、緊張してしまい、目標よりも記録がでませんでした。次の大会でも東北大会に出て自己記録を出せるように、毎日の部活を頑張りたいです。」
東北大会出場、本当にお疲れさまでした。次の大会でも上位の大会に出場できるようにがんばってほしいと思います。
10月3日(土)いわき市文化センターにおいて、第6回ビブリオバトル福島県大会浜通り地区予選が行われました。本校からは校内予選を突破した3年の深谷夢さんと1年の上野柊磨君の2名が出場しました。深谷さんは「四月になれば彼女は」、上野君は「山手線をゆく、大人の町歩き」という本を紹介しました。
結果は1年の上野君が優秀賞を受賞しました。残念ながら2人とも県大会に進むことはできませんでしたが、本校の代表としてすばらしい発表を行いました。
今回大会に参加した2人から感想を聞きました。
深谷さん:「毎年、出てみたいなあと思っていて、今年やっと参加することができて嬉しかったです。運悪く、トップバッターになってしまいましたが、緊張することなく堂々と発表でき、良かったかなと思います。」
上野君:「初めてビブリオバトルというものに参加しました。最初は今まで経験したことないぐらい緊張しました。でも、話を始めたら練習の時よりも上手に話せたので良かったです!優秀賞で表彰台に立てたことも良い経験となりました。」