スクールライフ

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「性」について考えよう~高1・性教育講座~

7月5日(金)の5・6校時に、1学年の生徒を対象に性教育講座が開かれました。

講師は、県助産師会の永瀬美和さんです。

思春期真っ只中の生徒たちにとって「性」という言葉は少し気恥ずかしかった

ようで、講座の最初は、永瀬さんの問いかけに対してもなかなか積極的に答える

ことができませんでした。

ですが、「『性』という語は『りっしんべんに生きる』と書くように、『心を尽く

して考えていくこと』だよ」という永瀬さんの朗らかな語り口に、生徒たちの緊張

もほどけていったようです。

 

 

 

 

 

 

 

約2時間の講座では、自分の将来について想像しながら資料に書き込みをしたり、

グループで協議をしながらテーマに沿ったカードの並べ替えをしたり、

ゲーム方式で感染症の感染経路を推理する実験をしたり。

生徒たちが自分自身で考えたり、友達と意見を交わしながら考えたりできるような

工夫を凝らして、「性」という繊細なテーマを、非常にわかりやすく、かつ楽しく

考える講演をしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

  

      また、男女の気持ちには違いがあることや身体の仕組みなど、

      お互いに知っておくことが大切だとも話してくださいました。

      お互いを知ることで、事故やトラブルを防ぐことができるからです。

 

 

講演の中では、「つきあうってどこまでの関係性?」「人はどんな順番で親密さを深めていくか?」

「もし今妊娠したら?」「もし感染症になったら?」など、友達同士ではあまり話さないような質問も出され、

生徒たちは自分のこととして真剣に考えていました。永瀬さんは、「性」の話を通して「大人になるための準備期間と

しての思春期」を考える手助けをしてくだいました。

最後に、1組の厚海星さんが学年を代表して感謝の挨拶をしました。    

「自分のこと、相手のことを知り、考えることで、お互いを認め合うことが

できるようになる。それは人間としての成長できること。」という永瀬さんの

メッセージをしっかり受け取って、自分がなりたい大人になれるように、

これからの生活を大切に過ごしてほしいと思います。